平凡な私が入社1年で会社を辞めるなんて。

会社を辞めてから自立するまでの日々

体のメンテナンスをすれば、自然と心が整っていく

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自分の体と向き合うようになると、自然と自分の許容範囲を把握できるようになった。体が疲れていることに気づき、「今日はここまでで辞めておこう」と自分でストップをかけることが上手になったと思う。以前の私は、自分の限界が分からなかった。というより、感覚がマヒして、体が悲鳴をあげていることに気付かず、会社に居る時は無限に頑張ることができた。しかし、会社から帰ると、どっと疲れが押し寄せ何もできなかった。洗濯物や食器が溜まり、部屋に物は乱雑し、体のメンテナンスをするという発想が全くなく、髪の毛はシャンプーで洗うのみで常にキシキシ、ムダ毛処理も全くしないし、肌は粉を吹いていた。顔には赤ニキビとニキビ跡が広がり、メイクをしてもファンデーションが肌に乗らなかった。なによりも、1年で体重が10kg近く増え、体形が崩れた事が恥ずかしく常にゆるっとした服装で隠していた。こんな自分が恥ずかしくて、情けなくて、でもどこから変えたらいいのか分からなくて、必死になって仕事を頑張った。自分を追い込んで、常に焦っていた。

私は常に周りが気になり、完璧な自分を目指していたけれど、もっと自分自身に目を向けるべきだったと思う。私の事を人がどう判断するかという事よりも、私自身が今の私が好きだと言い切れることの方が大切だ。その為に私は、常に自分の体の状態に耳を傾け、心地よいと感じられる状態を目指して小さな努力を始めた。すぐに効果は表れないかもしれないが、小さな積み重ねが将来大きなギフトとして帰ってくる。そして、自分が心地よいと感じられる体づくりを意識すると、体を酷使しなくなる。私は減量の為、水泳を始めたのだが、「もっと早く痩せたい」と思い、ついつい体が疲れているにも関わらず泳ぐのをやめなかった。そのせいか、連日疲れが抜けず全く運動しない日が何日か続いてしまった。それからは、1km泳ぐと目標を決め、少し物足りないなと思うぐらいでやめるようにしている。また、泳がない代わりに、水中ウォーキングをしたり、筋トレやストレッチを入念にするなど、様々なメニューを組み合わせることで、その日の体に合わせてトレーニングをしている。

トレーニングの成果も現れ始め、7kgの減量と、筋肉量を0.7k増やすことができた。また、23時就寝、6時起床規則正しい生活を行い、スキンケアを丁寧に行うことで肌荒れもずいぶん解消された。夜は、スマホタブレットの使用を避け、脚のマッサージとストレッチを入眠前の儀式にしている。自分の体と向き合い、メンテナンスを行うと、力が漲るのが分かる。体が本来の力を取り戻すと、気持ちも安定し、前向きになったり、余裕が生まれてくる。少し前の私は、再び働くなんて絶対に出来ないと怯えていた。働くことが何故か怖かったのだ。とにかく、マイナスな事しか考えられずこれからの人生どうやったらいいのか分からなかった。でも今の私は、もう一度頑張りたいという気持ちが強くなってきた。また、余裕が生まれてからは、自分を少し客観視できるようになった気がする。以前の私は些細な事でイライラしていたし、人と比べて私の方が勝っている所を探していた。同期からのマウンティングに対しても過剰に反応し、落ち込むことも多かった。今は無職で時間に余裕があるというものあるが、とにかく焦らなくなった。自分のペースを大切にすると、他の人にもそれぞれにペースがあることに気づいたからだ。人は人、自分は自分を思うようになり、他の人から認められようと思わなくなった。他人の目を気にしていた私にとって大きな進歩だ。

私は体と心は密接に関係していることを、この身を持って実感した私は目標ができた。それは「自分で稼いで、自力で生活すること」である。当たり前のこと過ぎて、少し恥ずかしいが、前の私は働くことが怖かった。どうやったら働けるのかが分からなくて、この先どうやって生きていけばいいのか分からなかった。カウンセリングを受けたり、自己啓発本を読んだりしたけど効果はなかった。ようやく、健康な体を取り戻すことで「働きたい」と思える様になったのだ。そもそも健康でないのに働けば、のちのち体を壊すことになる。それを阻止しようと心がブレーキをかけているのかもしれない。もし、過去のトラウマから働けなくなっている人は、まず健康な体を取り戻すことからスタートすることをお勧めしたい。

少し健康になったとはいえ、私にはやるべきことが沢山あり、自立への道は遠い。しかし、一生の伴侶である自分自身を愛しながらその道を歩めば、前を見て歩んでいけるのではないかと思う。